

(On Stage Graphics & バナーMakoto)

(当Spaceは過去に発表された作品の中で特に読者の支持が高い楽曲を収めた
音楽シャッターの殿堂です。ご意見・ご感想等のメールはInfoseek・MLまで)
このステージで発表されるオリジナル楽曲はアマチュア・ミュージシャン達が血のにじむ努力で
作り上げた作品です。決してパクリや不正利用の材料として聴取するような醜い魂胆で
このステージに入場しないようお願い申し上げます。(音楽シャッターTime Machines)
楽曲の配信は「Net Live House」でお楽しみ下さい。〈管理人)



(Rapunzel Doll 写真 HP宝箱 RIOさん)
風鈴
(作詞・作曲)Kyoncy
(編曲)Kyoncy
(演奏)Kyoncy&Bisyamon
夏の日の夕暮れに、昔と云う名の夜風が鳴らした
白い硝子に金魚模様の風鈴
押入れの奥から「忘れないで」と呼ばれた気がして
ふと手にした懐かしいあの人の面影
暑い夏だった。病院のはからいで外出を許されて、
君は子供のようにはしゃいで
君の母の手作りの浴衣を着て嬉しそうに何度も僕にこう言った・・
「ネエ、どう綺麗でしょう?今夜の私を見たらきっと貴方は私に惚れ直して、もう一度
プロポーズしてくれるわ、そうして最初からやり直せば・・・私の病気も振り出しよ」
夜店の並ぶ神社で、あの頃と同じ夏の宵
君の浴衣姿が眩しくて涙が零れそうだ
夜空に咲いた花火と君が一枚の絵のようで
僕がこの手を離したら人混みに消えてしまいそう
君が「綺麗」と立ち止まった回り燈籠の夜店の前で
儚い命の灯火に一夜の幻想を映した
ヨーヨーをすくったり、綿菓子をねだったり、まるで少女時代に帰ったように
夢見る瞳でそして・・最後に風鈴を買って僕に手渡してこう言った
「ネエ、どう可愛いでしょう?今夜の私の思い出にいつも窓辺に下げておいて・・・
もう一度生まれ変われたなら、貴方とお家で二人してこの音色を聞きましょう」
その日から二日あと、君は永い眠りについた
あの日から六度目の夏が訪れる・・・。

雪女伝説
(作詞)Kyoncy
(作曲)Kyoncy
(演奏)Kyoncy&Takayan
どこまでも、どこまでも、続いてる白い世界
舞い狂う雪の中、人知れず生まれた命
人肌の温もりや、誕生を祝う愛の言葉も無く
Ah-降り積もる雪が Ah-お前の寝床か
Ah-吹きすさぶ風の音が、お前の子守唄

アトリエの二人
(作詞・作曲)Kyoncy
(演奏)Kyoncy&Takayan
君だけの愛に生きられたらいいね 他の事は何も考えずに・・・
僕の気持ちどんな風に描けば 君の肖像画出来上がるのだろう
(逢いたい)今すぐ君に会いたい(逢いたい)夜の街を駆け抜けて
(逢いたい)ひと時も離れたくない(逢いたい)君の傍で眠りたい
パレットの絵の具を赤く滲(にじ)ませて 君の唇を描き上げた
僕の指先は赤く血に染まる 仕上げの色は僕の愛の色
(逢いたい)何もかも投げ捨てて(逢いたい)雨の中を飛び出したい
(逢いたい)君の部屋のドアをノックして(逢いたい)君を抱きしめたい
キャンパスの上に涙零れて 君の頬の部分油絵の具が滲む
二人重ねた時が混ざる 絵描とモデルそれだけじゃなかった
(逢いたい)君を放したくない(逢いたい)誰にも渡したくない・・・
(逢いたい)だからこの手にかけて(逢いたい)君を殺してしまった
(逢いたい)僕のこの絵の中に(逢いたい)甦る君がいる
(逢いたい)遠く聞こえるサイレン(逢いたい)僕のアトリエに近付く
(逢いたい)今でも君を愛している(逢いたい)だから傍に居て欲しい
(逢いたい)いつまでも傍に居て欲しい・・・
(逢いたい)永遠の愛を貫いて(逢いたい)片時も傍を離れずに
(逢いたい)一緒に居て欲しいから・・・


MusicShutter TimeCapsule






「終りの無い旅」(詞)Kyoncy(曲)Chota(演奏)MARKII ot.wma
いつまでもこうして君と話続けていたいけど 知らぬ間に時は流れ約束の時間を迎えた
別れは悲しい事だけど思い出は増えるから 何かに迷う事があれば 合言葉を忘れるな
語り合った夢だけは 揺らぐ事の無い真実、 さあ、出掛けよう 終りの無い旅に向かって
さあ、出掛けよう 無限の時の彼方へ ・・・・
僕らが習って来た歴史に間違いは無ったか 真実を確かめに時間をさかのぼってみます
僕らが知らなかった未来に 何を残したのか 原因も責任も すべて見届けて来ます ・・・・
語り合った夢だけが 揺らぐ事の無い真実、 さあ、出掛けようタイムマシンに乗って・・・・
さあ、出掛けよう 無限の 時の彼方へ ・・・・

