ようこそ「アンソロジー図書館」へ

ここはオリジナル曲の歌詞保管のための

 CREATION LIBRARY SPACE です。




















  嘆きのマリオネット (作詞)Kyoncy(作曲)Chota (編曲)Kyoncy

Am________F___Am__________F_
言いたい事は山ほどあるさ でも生きてゆくため口を噤んだ
Am____________F_Am__________F_
ノー天気なふりして馬鹿を装い 誰かの為に太鼓もち演じて
G________Am___G_________E7___
月に一度の給料日を支えに サラリーマンは今日を生きてる
Am_G__Am_Am_G_Am__F_______E7__Am
暮らしに追われ 日銭を糧に 自営業者は 今日を生きてる

不況克服をスローガンに リストラの嵐が労働者を巻き込み
     容赦なく押し寄せるローン地獄の津波は 大量の犠牲者を呑込んだ
世論が支持する政治家の下に  役人達は策略をめぐらし
国民的人気を誇るリーダーの下に 評論家達は国を治めた

   何て素晴らしい国なんだろう リストラの名手はカリスマと呼ばれ
何て従順な国なんだろう 戦争の後始末に金を出し続ける、
   巨大な悪事は正当化され 米粒ほどの間違いをつつき合ってる
 自ら犯した過ちを忘れ 都合の良い時に正義の味方に転じる

うわべだけのパフォーマンスが 右に左に国民をあやつり・・・
自業自得と言いたげに 操り人形はマスコミに踊らされる
 結局最後は誰も皆一人 泡沫(うたかた)の夢に始末をつけて
      尽き果てぬ夢に背負(しょ)い倒されて 道端の石を枕に眠りに就くだけ





  夢の映画館 (詞)Kyoncy(曲)Chota
C___Em____Am__F____Em___G7__
何かを忘れていませんか?そんな伝言にも似た夢だった
C___Em___Am_Dm___F_____C
僕はどこかの町の小さな映画館の中に座っていた
C____Em___Am_____F____Em__G7
誰もいない客席に開演のベルが鳴りスクリーンの幕が開くと
C_____Em_Am__Dm___Fm__C_
あの日見た総天然色の空が目の前に広がっていた
       ___Em_____Am______Em____F______G7
       親父の漕ぐ自転車の荷台に腰掛けて 釣竿片手に駆け下りた土手の道
       Am__Em_F_____C____Dm___Em___F____G7
       見覚えのある多摩川の風景だった 昭和と言う時代の抜けるような青空
   Am______Em__F____C_Dm___Em_G7__C
   親父に買ってもらった釣りの図鑑の中に こんな写真があったよね

誰かを忘れていませんか?そんな警告にも似た夢だった
遠い昔の校舎が見える 校庭を走る僕の姿が映る
運動会の家族団欒 おにぎり弁当ウインナに玉子焼き
  あの日見た総天然色の空に 羨ましげに浮かぶ銀色の風船
            お袋の笑顔に友達の声援背に受けながら ただひたすらに夢中になって走る僕
          見覚えのある小学校の一時だった あの時から走り続けてどこまで来たか?
 お袋に縫ってもらったズボンの綻び そんな時代もあったよね

貴方は今どこにいますか?そんな質問にも似た夢だった
僕は通いなれた近所の古本屋にたたずんでいた
見慣れた眼鏡のオジさんが優しそうな笑顔で僕に言った
この本は君にはまだ難しいかも知れないな〜!
    江戸川乱歩の小説集 不思議な挿絵と帯の言葉が子供心を擽った
           初めて行った縁日で見たお面やおもちゃに 目が釘漬けになったしまったように
    僕はその本が気になって仕方が無く 何日も通って手に入れたよね
       Am_____Em_____F______C__Dm____Em__F____G7
     DREAM DREAM THEATER あの日掴み損ねて空に逃がした風船の糸を追いかけて
     Am_______Em_____F____C_Dm_____Em____G7__C
       MY DREAM DREAM THEATER ただひたすらに ひたすらに 走り続けてどこまで来たか?
    Am _____Em_____F_C__Dm_____Em_____F__G7
     REAM DREAM THEATER 追いかけて 追いかけて ただひたすらに ひたすらに
Am_______Em____F__C_Fm____C
  MY DREAM DREAM THEATER 走り続けてどこまで来たか?

Last X'mas (詞・曲)Kyoncy








(お詫び)レンタル・サーバの都合により音楽ファイルの転送が制限中の為、曲の配信を9/17現在休止中です。

愛の天秤  (作詞・作曲)Kyoncy
へヴィ・メタル・アレンジのインスト曲は既にお聞き頂きましたが、詞とメロディーを生かすべく
     アコースティック版に唄入れしました。まだ試行錯誤の段階が続いていますが、やはりユーロ・メタル
  サウンドが一番この曲には合うと思っています。現在80%位の仕上がり具合です。(kyoncy)

  嘆きのマリオネット (作詞)Kyoncy(作曲)Chota(編曲)kyoncy
Chotaのボーカル入りました。ほぼ100%仕上がり LIVEで演奏したら
客席が総立ちになるようなカッコイイサウンドを意識しました。

夜の風見鶏  (作詞・作曲)Kyoncy
 本来はアコースティック・ギターのみでの曲ですが今回はへたなアマ・バンド風アレンジで
録音してみました。(ごめん!本当にへたなんです!)仕上がり具合は80%ぐらいです。

LOVE 幻想  (作詞・作曲)Kyoncy
  余計な楽器音を省いてボーカルとリズムだけのメタル・ラップ風の音楽もイイなと思い作った
ナンバーです。総じて言える事ですがボーカルは唄い込んで慣れないといけませんね!

MELTOMO  (作詞・作曲)Kyoncy
お待たせしました!読者からの早く聞きたい曲、リクエストNO1であったメルトモ登場です。
 もっと大げさなアレンジも考えましたが今回はシンプルなスタジオ録音のビートルズ風に・・・

カリスマ時代  (作詞・作曲)Kyoncy
この曲はMETALZAURUS時代に作った「カリスマ」と言うインスト・ナンバーに詞を付けて
  ボーカル曲にしたものです。なので新曲とは言えずアルバムには収録しないかもしれません。

すずらん  (作詞・作曲)Kyoncy
  ジャズ・フィーリングのフォークです。アコースティックな楽器編成をイメージしたアレンジです。
 この曲はシンプルな編成の方がより生きると思います。A・ギター2本位だけでも良いかも?

TRIP (作詞・作曲)Kyoncy (休止中)
この曲はアルバムのテーマであるタイムマシーンによる時空間旅行をイメージしたもので
 インスト・ナンバーにナレーション(男性声優のMATSUDA氏予定)加えて完成予定です。

初恋の町  (作詞・作曲)Kyoncy hatukoi.wma
70%位の仕上がりです。とりあえず安物マイク買って来てVo仮入れしてみました。
ハーモニー入れてみました。MARKIIでの本録ではもっとアイドルらしく可愛く歌います。

終わりの無い旅  (作詞)Kyoncy(作曲)Chota
2004年9月音楽シャッターHP消滅宣言にて読者の皆様に捧げてTakayanが
書いた詞にMARKIIChotaが曲をつけた作品です。Voも彼です。

夢の映画館  (作詞)Kyoncy(作曲)Chota
UFOのHP誌上にてTakayanが発表した詞にChotaが曲をつけた
MARKIIコンビによる作品です。VoはChotaです。

ひと夏の彩  (作詞・作曲)Kyoncy ha.wma
まだ歌い慣れていないのでこんなものですがこの曲はもっと良くなる自信があります。
録音としては70%位出来上がっていて後はGシンセとハーモニーかぶせるだけです。

最後のPrezent  (作詞・作曲)Kyoncy
  この曲ちょっと危ない精神状態の男をテーマにしていてそのイカレ具合が
イイ感じで表現出来たと思っています。90%の仕上がりです。

裸の王様  (作詞・作曲)Kyoncyhadaka.wma
 50%位の仕上がりでしょうか?もう1パターンアレンジがあって
完成時には全く違う曲になっているかも知れません。

桜文字・・・「愛」  (作詞)Takayan(作曲)Kyoncy sa2.wma

 未来から来たシンデレラ (作詞・作曲)Kyoncy

AVENTURE  (作詞・作曲)Kyoncy
某ガールズに在籍中の娘から曲を作って欲しいとの依頼があり「未来から来たシンデレラ」
「桜文字・・・愛」「AVENTURE」の3曲を彼女に提供する事となった。ハイトーン・ボーカルの
娘のKeyに合わせて唄入れしたのでかなりキツイが参考程度にはなるだろう。果たしてソロ
 デビューを飾る日は来るのだろうか?親父は生涯アマチュアだと言うのに・・・頑張れ娘よ!

















        タイムカプセル (詞)Takayan

G_______Em___G_____Em
時代を超えて存在する「生の音」があるんだよと
C______D__C____D__G
君はテレパシー使って 僕らに教えてくれた
 G_____Em_____Bm_____D____C_D__G
  いつかこのタイムカプセル開いた時に 僕らの歌声が聞こえたらいいねって
C_____D____C___D_____G
姿の見えない君だけど 心の美しさは言葉で伝わる
  Em__Bm__C___D___Em__Bm__C___D
そんな君のために何が出来ますか?僕らに出来る事 何かありますか?
    G_____Em____C___D__G
届けて下さい彼女の元へ 伝えて下さい僕らの唄を


心に悲しみ抱えて人は生きてく 笑顔の裏には

誰でもきっと泣きはらした顔がある

いつかこのタイムカプセル開いた時に 古ぼけた僕らの写真が出てきたらいいねって

君は言ってくれたね 飾り気の無いの優しさに感謝します

そんな君のために何か出来ますか?僕らに出来る事 何がありますか?

   届いて下さい彼女の元へ 僕らの唄う この歌が・・・





        夜の風見鶏 (詞・曲)Kyoncy

A____F#m_____Bm___D____E
眠らない街を遮断するように 駅のシャッターが閉じられ
 A____F#m____Bm______D___A
最終電車に 駆け込む人々 ほんのわずかな ひと時でも
Bm___F#m__Bm_F#m_D___E______A_
 安らぐ家庭へと向かう電車で 暗闇の中 家路を急ぐサラリーマン達
 F#m___A___F#m___A___Bm__D___A
きっと又、明日の朝は始発電車に乗って この街に戻って来るのに


コンビニの前では若者がたむろし 大人の居なくなった

 この街を勝手に占拠する 雄たけびをあげて 夜通し踊り

  呑めや唄えのドンちゃん騒ぎ ヒップホップ祭りは 夜明けまで続くのさ

  きっと又明日の朝は始発電車に乗って 学校に居眠りに行くのだろう


こんな筈じゃ無かったカッコ良くサヨナラって 君を見送る筈だった

「帰りたくない」・・・なんてセリフは 30年前聞いて以来さ

  いい年をした大人が明日のズル休みの相談 だけど今夜は何処に泊まるつもりだい?

近頃流行(はやり)の漫画喫茶やネット・カフェ 世の中随分便利になったものさ

  きっと又明日の朝は始発電車に乗って 遊びに行こうなんて言うつもじゃないのかい?
A_F#m__D___A_F#m_Bm_D__E
夜の風見鶏 風の向くまま 漂ってみるか東京夜景
 A_F#m_D____A_F#m___BmD______A
夜の風見鶏 気の向くままに 君を抱きしめて熔かしてしまいたい

夜の風見鶏 夢を語って 酔いしれてみるか東京夜景

夜の風見鶏 馬鹿を承知で 君に惚れて溺れて熔けてしまいたい

夜の風見鶏 風に吹かれて 彷徨ってみるか東京夜景

夜の風見鶏 気分次第に 君の胸の中で眠ってしまいたい

夜の風見鶏・・・・ 夜の風見鶏・・・・





「桜文字・・・愛」(詞・曲)Kyoncy


いつもならそのまま通り過ぎてしまう 川沿いの道 弥生の青空に

花びら散りばめて 描いた文字が浮かぶ

思わず車止めて助手席の君に促がす デジカメの準備OK?

白地にピンクの飾り文字で「愛」・・・そして君の笑顔

満開の桜と満面の笑顔 いつまでもこんな気分でいたい


  何気ない一時が とても貴重な時間に思える 桜文字 「愛」

ありきたりな瞬間が 懐かしさを感じさせる 桜文字 「愛」


春の風は何かを期待させる肌触りで 僕らを包んだ

舞い落ちる桜の花びらが川面に浮かび「幸」という文字に見えた



    MELTOMO (詞・曲)Kyoncy

 G_F#7__Bm_G__F#7___Bm
遠く離れていても 伝わる優しさがある
Em_F#7__Bm_G___A___D
目の前に居ない 君の笑顔さえ浮かぶ
G__F#m_ G__F#m_G_E___A____
画面に映る言葉なんて 嘘っぱちだと思っていた
    D__F#m__Bm_Em_Emaj7_Em7_A
どうせ誰かに成りすました 受け売りの人格だと
    D_F#m__Bm_Em_Emaj7_Em7_A
心に響く文字がある 胸を打つ言葉がある
          G___A__Bm__G___A___D
名前も知らない人なのに 昔からの付き合いのよう
   Em__F#7__Bm___G_A__D
「ありがとう」と素直に言える そんな返信メール


夢に破れて傷つき 孤独のどん底から

見上げた夜空に煌く 無数の星たち

悲しいくらいに月は輝き 一人ぼっちのプラネタリウム

どうか誰かに届きますよう 僕の心を伝える唄が

愛を語る文字がある 夢を開く言葉がある

顔も知らない人なのに 古くからの友人のよう

「ありがとう」と素直に言える そんな返信メール




          初恋の町 (詞・曲)Kyoncy

EmB7Em_AmD7G_Am___D7G___F#____B
人は誰かを愛することで自分の殻を破り生まれ変わるのさ
     EmB7Em_Am_D7__G_Am_D7__G_Cmaj7Bm7Em
  僕が君を好きと言えた瞬間に奇跡のプロローグが幕を開いた
Am__D7_G_Cmaj7Am___D7___G
思い悩んで迷ったけれど 勇気を出して打ち明けた
 F#___B_____EmDGCmaj7F#____B
 心の中に書き溜めていた日記の頁は数え切れない
Em__D__G_Cmaj7D_B7Em
好き!好き!好きだよ・・君の全てが!
Em_D__GCmaj7D_B7Em_
ドキ!ドキ!脈打つ・・胸の鼓動が!
   Am___G___F#___B_Cmaj7Bm7Em
驚いて目が点になってる 君の表情が素敵だった
  AmD7GCmaj7DEm_AmD7GCmaj7D_Em
 初恋の町 電車が過ぎる 初恋の駅 電車が過ぎる


大人の気分で見たフランス映画の帰り道に寄った喫茶店

予告編の話題「雨の訪問者」また二人で見に来ようって約束をした

君はアイスティーの ストロー くわえて うつむいて言った

 その時の君の髪の香り 今でも忘れられないよ

好き!好き!好きだよ・・君の全てが!

ズキ!ズキ!心が・・痛かったのさ!

初めてのKissに震えていた 君の背中を憶えてる

 初恋の町 電車が走る・・・・ 初恋の駅 電車が走る




LOVE 幻想 (詞・曲)Kyoncy

目を閉じて耳を澄ますと 聞こえて来るあのメロディー

楽しげな 君の姿を甦らせる オルゴールの音

出逢ったばかりの二人が お互いを知りたくて

夜の街 彷徨った イルミネーションに輝く街は

寂しがり屋の溜まり場さ 皆んな誰かと出会いたくて

一人ぼっちが道を埋め尽くしてる 昨日までの僕らと一緒さ

 孤独を流しに 光のシャワー浴びに来る

LOVE ILLUSION 君がいてくれたから

 LOVE ILLUSION 僕は今日を生きてる

 君が贈ってくれた愛があるから 僕は明日を夢見て眠る事が出来る

LOVE ILLUSION 君にもらったオルゴールが奏でる

LOVE ILLUSION 旋律が僕に勇気をくれる

 例えこのまま二度と逢えないにしても 僕は君を思い続けて生きて行ける

LOVE ILLUSION 何て素敵な夜だったんだろう

 君の笑顔に包まれて 全ての悩みさえ消えた

LOVE ILLUSION 一夜限りの夢だったのかも知れない

でも、二人だけで過ごした夜を 時は確かに刻んだ・・・





  愛の天秤 (詞・曲)Kyoncy

     Am____Dm7___G7__CF__AdimEsus4E
  傷つけ合う日々が終わり 夫と妻は男と女に戻った
   Am___Dm7_G7_CF___AdimEsus4E
子供達は大人びたふりして 涙をこらえて笑った
  A7___Dm7_B7__E____AmGFEAm
 そして一つの家族の歴史が 幕を閉じて終わった
  Dm_______Am_____
家の中に積まれた段ボール箱の中
 Dm_______Am_____
思い出が詰まった 段ボール箱の中
   F___C____G__E_Am__G___F____E
    アルバムの写真は笑顔だらけ 子供達への記念日のプレゼント
F__C____G____E_Am_G__F___E
汚れた人形、縫いぐるみの猫達 恨めし気に天井を見てる
 Dm____Am___F_____E______
 最後の言葉がさようなら 誰に向かって言う訳じゃ無い
Am_____Dm____G7________CE
これまでの愛、今までの愛、これからの愛、背負って
 Am_______Dm___G7__CE
生きて行くんだね お前も 俺も 君らも・・・
 Am_____Dm___G7________CE
 これまでの愛、今までの愛、これからの愛、抱きしめて
F___G__AmF_G__E
生きて行くんだね 男と女として
  Dm____G_CFG___E__Am
 だけどこの世に 愛を量る天秤は無い



空しい孤独の日々が続き 男は街を彷徨い歩いた

生まれて初めて味わう 負け犬の絶望感

そして一人の女に出会い 一夜の安らぎに溺れた

 部屋の中に敷かれた段ボール箱のベッド

薄汚れた裏町の 安アパートの片隅で

愛と呼ぶには投遣(なげや)りな 吐き捨てる様な営(いとな)み

ただ夢中になってお前を抱きしめて 溜まった何かを出したかった

 最後の言葉がさようなら 誰に向かって言う訳じゃ無い

これまでの愛、今までの愛、これからの愛、背負って

生きて行くんだね お前も 俺も 彼女も・・・

これまでの愛、今までの愛、これからの愛、抱きしめ

生きて行くんだね 男と女として

されど人の世に 愛を量る天秤は無い




         A/I (詞)Kyoncy

驕(おご)れる人々よ神を語るな 謀略者の成功など歴史は認めない
搾取せし人々よ欺きを笑うな 略奪者の宴などつかの間の幻
自我と欲望を果たさんが為 まやかしの言葉で人を操り
死体の山の上に築き上げた悪意の城の中から天下を見下ろす不届き者達
巨万の富も絶大な権力も不釣合いな貧相はおぞましい悪魔面(あくまずら)

迷える人々よ神に縋(すが)るな 祈祷師も占い師も 奴らの手先
血に飢えた狼も群れを成すカラス達も征服者のおこぼれに肖る
人として正義に生きるのであれば 自然と共に愛に生きよ
殺戮の応酬に神の名を語るな 天罰は必ず悪魔達の身に降り注ぐ
歴史を振り返れば 悪魔の支配が 長続きした例(ためし)など無い



最後のPrezent (詞・曲)Kyoncy
  (イメージ上PresentをPrezentと意図的に表記)


それはきっと夢 大人だけが見る 哀しいくらいに 美しく儚(はかな)い夢

   絶望の淵 ストレスの影響で 脳内のドーパミンによって齎される刺激的な夢

有る筈の無い出会い 起こり得ない偶然

理想的過ぎる女性・・・Sexy過ぎる彼女

きっと死に行く男への最後のPresent 去り行く男へのこの世で最後のPrezent


君を抱きしめて 肌を合わせながら 愛を確かめる ベッドの中でさえ

目の前を過(よ)ぎる死神の姿 実感の無いシチュエーションに思わず君の温もり求める

有る筈の無い出会い 起こり得ない偶然

理想的過ぎる女性・・・Sexy過ぎる彼女

きっと死に行く男への最後のPresent 去り行く男へのこの世で最後のPrezent




   Message -家族の絆- (詞・曲)Kyoncy

C__C6__Am_Dm__Dm6__G7_Am____Em
愛する家族達へ・・・秋の陽に包まれて、まどろむ意識の中で
  E7______Am___Fmaj7_Gmaj7__Am_G7
今君たちとの最後の会話を思い出しては涙しています。
C__C6__Am_Dm__Dm6__G7_Am____Em
愛する子供達へ・・・随分大人になったね、歪んだ時代の中で
E7_______Am___Fmaj7_Gmaj7__Am
まっすぐに育ってくれた君たちの姿を俺は誇らしく思う。
  F_G_C_F____G___C__E7_______Am
君達が育ち、巣立って行ったこの家を手放す事になったのは
Dm7_Em7_Am7_Dm7_G7_C_C6_Am_Bmaj7_Cmai7
全てこの俺の力不足と時代のいたずらと理解してほしい
  F___G____C__F___G__C__E7____Am
   受け継がざる者にとって、この家は人生最大の買い物だったから
    Dm7_Em7_Am7_Dm7_G7_C_C6_Am__Bmaj7______Am7
   俺は俺なりに家族の住まいと暮らしを守ろうとして来た結果だから


愛する家族達へ・・・この冬を越えたなら、まばゆい春の陽が

きっと君たちを包んでくれるとそう信じて眠りに就きます。

愛する子供達へ・・・離れ離れになっても、家族としての絆は 

誰にも断ち切れないものだから、一人ぼっちじゃ無いさ。 

  君達の成長を見守って来たこの町を離れ都会の片隅に暮らしても

 想い出の中にきっとあらわれるこの家が「ふるさと」だから

    受け継ぐべきものがあるなら、この家で育んだ夢と愛情と思い出を

     いつまでも忘れずにいてほしい、それこそが「家族の絆」なのだから




  Debate -カリスマ時代- (詞)Kyoncy

世の中の矛盾の一つ一つにマジ切れしてぶつかっていたら
    命なんていくらあっても足りやしないぜ、長いものには巻かれなよ
  正義の味方のふりをしてマスコミは立場の弱いものばかり叩き
  大衆の欲望を満たす報道を心掛けている・・・これ常識だぜ!
お前のクソ真面目な意見など誰も聞いちゃいねえぜ!
     寝ぼけた事ほざくんじゃねえよ!お前に何が出来るって言うんだ?
袖の下、村社会、お役人様の大名行列にひれ伏して従え!

 権力崇拝、行政依存、自分の意見などありもしないくせに  
  他人の失敗や揚げ足をとる事には我を忘れて罵声を浴びせる
 世論なんてそんなものさ、政治家は屁とも思っちゃいないぜ!
だってお前らが選んだんだろう?公正な選挙のもとで・・・?
 マスコミに煽られた感情論が目先だけの世論のうねりとなって
    ご機嫌取りの政治家に利用され、お決まりの評論家達の懐を潤す
   茶番劇、出来レース、自作自演の狂言政治に拍手喝采で従え!

    カリスマ社長にカリスマ占い師、カリスマ依存症の国民につけ込み
  手をかえ品をかえ次々と登場するカリスマたちに無防備に陶酔する
  幼稚な精神構造と他人まかせな生活態度がこの国の国民性!
異常な犯罪も過剰な情報がもたらすネット社会の功罪かもな
  腫れ物に触るように育てられたカリスマ息子にカリスマ娘たちが
  自己顕示欲を満たす為にか弱き者をいけにえにした殺人ゲーム
    驚き嘆く前に、足元を見直せ!こんなカリスマ社会を誰が築いた?



       ひと夏の彩 (詞・曲)Kyoncy

Am7_D7_G_Cmaj7Am7_B7__Em__B7
振り返る君の後姿が 二人の別れを告げていた
Am7_D7___G___Cmaj7Am7_B7_Em
愛しちゃいけない人だって こと 分かってたけど
  Cmaj7___D_Em
君にぶつけた未熟な愛情・・・
Em___B7__Cdim___Em_Cmaj7__Am7___DB7
古いカメラ鞄の中にあったフィルムに写された思いがけない記憶
Em__B7_Cdim_Em_Cmaj7_Am7_F#___B7
19の僕と確か24の君が一枚の写真に一緒に撮れてる
Am7_D7__G_Cmaj7_Cdim___Ddim_____B7
箱根の旅行の記念写真 芦ノ湖を見下ろすパーキングエリアで
Am7_D7_G___Cmaj7Am7_F#__B7
三脚立てて撮ったものや彫刻の森での君の姿が
Cmaj7__D___Em_CdimDdim_Cmaj7B7Em
まるで 女神像のようだ・・・僕らのモニュメント・・・

Am__D___G____C_Am__F#___B7_
ひと夏の彩、君のフィアンセと僕 どっちが好きだったの?
Am__D___G____C___Am_F#__B7_
 ひと夏の彩、僕は本気だったよ がむしゃらに君を愛した!

ひと夏の彩、だからあの時君を さらって逃げるつもりで・・

ひと夏の彩、夢中で車走らせ 映画の主役気取ってみた!

 ひと夏の彩、そしてあの場所で撮った 写真が二人を物語る

 ひと夏の彩、翌日の朝、彼と 君の両親が迎えに来て・・・!

ひと夏の彩、僕を残して帰るの君の 後姿、何度も振り返り

 ひと夏の彩、僕を見つめて彼の車に乗り込み消えて行った

Am__D__G___C___Am__B7____Em
ひと夏の彩・・・ ひと夏の彩・・・ ひと夏の彩・・・ひと夏の彩




    すずらん (詞・曲)Kyoncy
 Em____Am7__D___G___B7
何故こんなに悲しいの 失うことが辛過ぎて
  Em__Am7___Adim_B7_Cmai7_B7_Em
この町に住み始めた頃の 夢が消えてゆく
E7___Am_E_Am_D___G__B7___Em_B7_Em
都忘れの勿忘草は 咲き誇る蘭の花が恨めしいわけじゃない
     Adim_Ddim_Em_Cmaj7_D_B7_Em
せめてすずらん 小さな夢を持ちたかっただけ


秋風が吹き抜けて 木枯らしへと変わる頃

  舞い散った落葉たちは それぞれの夢を追う

都忘れの勿忘草は 咲き誇る蘭の花に憧れるわけじゃない

せめて蘭棚 崖っぷちの夢を咲かせたいだけ



Merry Christmas ! (詞)Kyoncy

国道16号を走っていると 横田基地の中のハウスと周辺の店並みに
色どりも鮮やかに飾り付けられたクリスマス・ネオン
デコレーション・タウンが現れると思わず叫びたくなる「Merry Christmas !」
陽気な黒人兵が日本人の彼女と肩をくんで歩きながら
俺に向かって言った。「To You !」

今も中東の国では 彼の同胞と異教徒のアラブ人が戦いを続けている
それぞれに神を信じて それぞれに国や家族を思いながら
 クリスマスを敗戦国として占領の名残りだと云う人もいる「Merry Christmas !」
戦争の歴史を乗り越えて、互いを尊重し合える日が来る事を
俺は心から願った。「To You !」



            暖冬 (詞・曲)Kyoncy

お袋が目を閉じて 祈りをささげていた

穏やかな春の日を思わせる 年の瀬に

病院のベッドの中 着物を整えて

真近に迫った正月を迎える支度の着物姿?

何年ぶりでしょう そんな姿

微笑むような死化粧で 夢見るように眠ってる

貴方に何と言って声をかけたらいい?

母さん、お袋、・・・お疲れ様 苦労ばかりの人生だったね

母さん、お袋、・・・安らかに 親父のもとへ逝って下さい。


闘病の苦しさから 解き放たれた様に

「頑張れ」と 僕の手をしっかりと握り返し

呟くように言った言葉が 耳から離れません

病室の窓辺に飾られた小さなX’masツリー

誰かが置いてくれたんだね?

微笑むような死化粧で 夢見るように眠ってる

貴方に何と言って声をかけたらいい?

母さん、お袋、・・・御免なさい 迷惑ばかり掛けたよね

母さん、お袋、・・・今までの 自分勝手をお詫びします



        裸の王様 (詞・曲)Kyoncy

    あれからどれくらい時が流れた 時代は大きく移り変わっていた

    昔の名前と騙し取った城に縋り 黄金の馬車を乗り回してみても

     誰一人振り向く者も居ない 忠実な家来もメイドも彼の元を去った

       それでも彼は気が付かない 自分が名君であると信じ切っているから

  毎朝鏡をのぞいては自分の容姿に見とれている 硝子の向こうは美少年の肖像画

  それが自分の姿だと信じて疑わない 裸の王様・・貴方の纏う豪華な衣装は誰の目にも見えない

まやかしの感動を歌う あのオペラ歌手のように 貴方は自分に酔いしれるただのナルシスト

  人の心が読めない 一人よがりなだけの自惚れ屋 他人の悪口と陰口を唯一の武器に生きて来た

   裸の王様・・だから皆、貴方に本当の事を言わなくなったのです

裸の王様・・貴方が王様に相応しく無い人物だって事をね、

   裸の王様・・最後に私が言ってさしあげましょう 一番大切なのは

貴方の自己満足ではありません 城を訪れる人の満足です




            風鈴 (詞・曲)Kyoncy

(ON STAGEに殿堂入り)


アトリエの二人 (詞・曲)Kyoncy

(ON STAGEに殿堂入り)




       T R I P (詞)Kyoncy

西暦2035年・・・春、僕は今年80歳・・家族は居ない

 国の老人施設「シルバーステーション」に世話になって

早三年、これと言った不自由は無い

体力は衰えたが、頭の方はまだ呆けてはいない

きっと昔からギターやパソコンのKeyボードで鍛えた

  指の運動が思考力の衰えを防いでくれているのだろう

僕は60年以上に渡りある研究を続けている それは

まだ僕が子供の頃から 人類の夢と言わていれた

タイムマシーンを完成させる事

実はこの施設に入居している老人の多くはこの研究の為

国家機関により集められた人達なのだ

そして今日遂に、初めての実用試験運転が行われる

その第一号の乗組員が僕なのだ

詳しい経緯は分からないが 取り立ててこの研究に功績

があった訳でも無く 恐らくはモルモットとして

予期せぬ事故や故障によるトラブルで戻らぬ人となっても

身寄りの無い老人なら悲しむ人も居ないだろうと言う

被害を最小に止めようとする 官僚的論理なのだろう

然し、僕にとっては人生最後のチャンスではあった

風の噂で、昔からの友や当時の恋人は既にこの世に無く

時間を遡(さかのぼ)らない限り もう遇う事は出来ない

僕がまだ若かった頃 一緒に情熱を燃やした音楽仲間達

持てる愛情の全てをそそいで 愛した女性(ひと)

もう一度逢うことが出来たらこの生涯を終えても

悔いは無かった 時代は30年前そして60年前

この実験が成功すれば100年200年の時空間旅行も

可能になって行くだろう そしてやがて人はいつでも

好きな時代に行ったり来たり出来るようになる でも

それはまだ何世代も後の話、僕は不安と期待の中

タイムマシーンの座席に着いている

そしてカウントダウンの後、電磁波のトンネルを滑るように

  機体はスタートし やがて光の渦に呑み込まれ僕は意識を失った

気がつくと、そこは確かに30年前の世界だった

西暦2005年・・・春、僕は今ここに居る・・家族と共に

然し、僕はこの家族とは全く面識が無い

 今、ここに居る僕はいったい誰なのか?



トップページ